暗号通貨勉強会:Solanaハック、米司法省による$3.6B回収ほか
この内容について話し合った暗号通貨勉強会の録音は上記のポッドキャストで聴くことができます。 ■Solanaハック SolanaをEthereumと繋ぐWormholeというブリッジのバグが悪用され、$325M相当のEtherが盗まれた。Wormholeは、Ethereum上でEtherをwETHにラップし、それがあることを確認の上Solana上でwETHを発行する仕組みだったが、Ethereum上にwETHがないのに、あると思わせてSolana上でwETHを発行、総額120,000 EtherがEthereumチェーン上に戻され失われた。 Wormholeのバグは1月なかばに判明しパッチが公開されていたが、それをデプロイする前の2月2日にこのハッキングが起こってしまった。このハックでEtherの担保がないwETHがSolana上に出回ったことになり、他のDeFiへの影響が懸念されたが、翌2月3日にWormholeの大株主のJump Capitalが全120,000Etherを補填すると表明して事件は一旦は収束した。 ■米司法省がBitfinexハックで奪われたビットコイン$3.6