暗号通貨勉強会:3AC、Coinabseほか

Three Arrows Capitalの債権者一覧が公開され、Coinbaseは3AC・Terraにエクスポージャーがないことを発表

暗号通貨勉強会:3AC、Coinabseほか

■Three Arrows Capitalの債権者一覧が公開される

  • 3ACの最大の債権者はDigital Currency Group (DGC)の子会社、Genesis Asia Pacificで、$2.4B貸してうち$1.2Bはコラテラルがあったが残りの$1.2Bはなし
  • DGCはGenesis以外にCoindesk、Grayscaleを子会社として持つ
  • DGCの関連会社にはCoinFlexもあり、CoinFlexはRoger Verから$84Mを返してもらおうと訴訟中(Roger Verはそのアカウントが自分のものであることを否定)
  • 2番目の債権者は既に倒産しているVoyagerで貸付額は$687M
  • 20以上の債権者がおり、その貸付額総計は$3.5B
  • 共同創業者のZhu Suが$5M、Kyle Davisの妻が$65Mの債権者
  • 6月に創業者2名本人またはその妻が間接的にコントロールする会社に$31M分のステーブルコインが送金されていた

■Coinbase、3ACにもTerraにもエクスポージャーがないと発表

■その他のニュース

  • MaticがEVMと同様に機能しzero knowledge proofベースの セカンドレイヤー、Polygon zkEVMを発表。スケーラビリティ、セキュリティ、Ethereum互換(Equivalence)の3つを兼ね備えているとMaticは言っている。(zkSync開発元のMatter LabsもzkEVM開発中)
  • Ethereum FoundationのTim Beikoがマージ予定日は9月19日の可能性が高いと発表
  • ヨーロッパ最大のEthereumカンファレンス、EthCC 5が開催される (Ethereum Community Conference)
  • Vitalikが 9/13にProof of Stake: The Making of Ethereum and the Philosophy of Blockchainsと題する本を出版予定
  • TeslaがBitcoin持分の75%、計$936M分を売却
  • ジョークでstop-doing-fake-bids-its-honestly-lame-my-guy.ethというENSをミントした人が、そのENSに自分で100 Ethをビッド、その後本物の1.9 Ethのビッドが来たのでその人に売ったが、100 Ethのビッドをキャンセルし忘れたので、1.9 Ethで買った人が100 Ethで売り戻す
  • TerraのDo Kwon、モンテネグロで逮捕

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ブロックチェーン技術(初級編Ⅱ)

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1.ブロックチェーン業界の現状 現在2021年時点で、Ethererumが爆発的に認知度が高まり、同時にNFTブームを巻き起こしています。日々ニュースやSNSでNFTやDeFiについて、目にしない日はありません。コロナ禍における新たな経済圏としても注目を集めています。そんなブロックチェーンの業界の現状についてみていきましょう。 [決済特化系(目的特化系)について] 基軸通貨としてはBitcoinが1強状態である。理解が進み、Bitcoinが主要な金融人からもその価値を認められつつある。主要なヘッジファンドや年金基金がドルインフレヘッジ手段として投資を開始し、価格が高騰。目的用途以外に利用できない。 [ブロックチェーン インフラ系について] Ethereumがほぼ1強状態である。DeFi(分散金融)が2020年は非常に盛り上がり、2021年にはNFTが爆発的な人気に。インターネットとWebと親和性が特に高く、分散型取引所やゲーム内通貨を想定したマーケットプレースなどの実装も進む。ただし、速度問題が重くのしかかり、手数料も高騰。ゆえにEnterpriseの実装も進まない。 [専用シ

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1.ブロックチェーンとは? ブロックチェーン(Blockchain)とは、暗号技術を使ってリンクされたブロックと呼ばれるレコードの増大するリストである。各ブロックには、前のブロックの暗号化ハッシュ 、タイムスタンプ、トランザクションデータ(一般的にはマークルツリーで表される)が含まれている。(Wikipediaより) 簡単に言えば、信頼できない人が多少紛れ込んでいても、 改ざんすることが難しい、分散共有データベースです。ブロックチェーンを利用すると、今までコストや組織間調整の負荷のために難しかったデータやビジネスロジックの共有が、より安価に、かつ簡単にできるようになります。 近年のウェブとインターネットの飛躍的な発展における情報革命によって、人々のコミュニケーション能力、情報収集能力は有史以来飛躍的に向上しました。 しかしながら、インターネットの機能はまだまだ不完全であり、特に認証、決済、信頼担保等の点において大きな技術的欠陥を抱え、フェイクニュースや詐欺などが横行しています。 そのような中、2007年にSatoshi Nakamotoが発明したとされるBitcoinが登場し、

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* 20歳のシンガポール人のLamがアメリカ人から$230M相当のビットコインを騙し取り逮捕された。Googleを装い「アカウントがハックされた」と電話して被害者にセキュリティコードを提供させ、GmailとOneDriveで暗号通貨の情報を探しGeminiの口座があることを発見。Geminiのセキュリティチームのふりをして口座がハックされたと電話、被害者に$3Mを送らせる。さらにリモートデスクトップソフトウェアをダウンロードさせ、4100BTCがあるアドレスのプライベートキーを表示させてBTCを騙し取った。共犯者がVPNを使わずにTradeOgreのアカウントを作ったことから住居が判明、そこから足がついた。Lamは31台の高級車を購入、家賃が月々$68,000するような高級住宅を複数賃貸、さらにナイトクラブで一晩に$500,000使うなどしていた * テレビのドキュメンタリー、Money Electric:The Bitcoin Mysteryで、ビットコイン初期開発者のカナダ人Peter Toddがサトシナカモトである、とし、Peter Toddはこれを強く否定するが、殺人・誘拐

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