その他諸々ステーブルコイン
これまで2週間にわたって書いた通りステーブルコインは現状アメリカドルに連動しているのが普通なのだが、そうでないものもある。 たとえばDigixGoldは「金連動型」。DigixGoldの発行量に相当する「金の延べ棒」が金庫に積んであり、誰かが「金を買い戻したい」と言ってきたらその金庫から金を出して渡せる。DigixGoldの金庫は、これまでシンガポールに二箇所あったが、さらに2月1日にカナダの貴金属商、 SilverGoldBullとのパートナーシップ [https://medium.com/@Digix/announcement-digix-expands-its-vaulting-locations-into-canada-138d8a095267] の元カナダにも加わった。 ちなみに、金の価値に連動するETF(上場投資信託)も世の中にはあるのだが、意外に歴史が浅くて2003年にはじめてオーストラリアで取引が開始 [https://en.wikipedia.org/wiki/Gold_exchange-traded_product] された。歴史的金相場は結構上下動が激しいので