暗号通貨勉強会:Cantoのセカンドレイヤー化、ブエノスアイレスの各種証明書のブロックチェーン上での提供など
下記について話したPodcastです。
■最近のニュース
- Cantoがファーストレイヤーからセカンドレイヤーに移行。元々はCosmos SDKで作られていたが、セカンドレイヤー化に際してPolygonのChain Development Kitを利用、zkロールアップを開発
- アルゼンチンのブエノスアイレスが、出生証明、結婚証明、収入証明、学歴証明をブロックチェーン上で提供、市民がウォレットでアクセスすることを可能にした。Zero-Knowledgeロールアップを利用。ウォレットはExtrimian社のQuarkID
- BinanceのトークンBNBの76%、約$27B相当をBinanceが持っているとするレポートをForbesが発表、これによりBNBの価格が操作され高上がりになっている可能性がある
- Binanceはユーロの送金を委託していたPaysafeの取引停止に遭い、ユーロベースの取引を全停止
- FTXのSam Bankman-Friedは、トランプに「次の大統領選に出ないためにはいくら払えばいいか」と聞き、その答えとなった$5Bを実際にトランプに払うかどうか検討していた
- Ethereumの先物ETFが発売されたが、初日の取引高は$2Mに留まる
- VitalikがETHステーキングプールでのLidoとRocketPoolによるリキッドステーキングの高いシェアは危険だとするblogをポスト。Lidoの現在のシェアは32.1%
- 世界の中央銀行が加盟するThe Bank for International Settlementsが、Bitcoinの国際間取引をモニタリングするProject Atlasを開始
- Friend.techのユーザー4人がSIMスワップ詐欺にあい、合計234ETH約$385,000が盗まれた
- テックビリオネアのMark CubanがフェイクのMetaMaskにより約$870,000相当を盗まれた
- Three Arrows CapitalファウンダーのSu Zhuがシンガポールの空港で逮捕される
- MicroStrategy(Michael Saylor)、さらにビットコインを購入、8月1日からだけで$150M相当のビットコインを買っている。現在158,000ビットコインを所有、約$4.1B相当
- Coinbaseが80のトレーディングペアを廃止、その代わりに提供するペアのリクイディティを高める
- Vitalikのディープフェイクが作られる https://www.youtube.com/shorts/Mfje9lsY65c
- CoinbaseがCurveハックでトランザクションフィーとして$1Mを受け取っていたことが判明。7月にあったCurveハックでは、$73Mが盗まれたが、そのトランザクションフィー570ETHがCoinbaseに渡っていたことが判明。その後$73Mのうち73%は返還されたが、トランザクションフィーも返して欲しいという要求をCoinbaseは退けている。Curveハックでは、ETH-alETHペアの流動性が吸い取られ、元々7259 ETHと4822 alETHあったがそれが1 ETHと3856 ETHにまで下がった。さらにこれで生じたアービトラージの機会を利用するトレーディングボットが登場、alETHをディスカウントで買いfrxETHに交換、さらにETHに交換することで大きな利益を上げた。この取引の際に570ETHが支払われた