暗号通貨勉強会:MakerDAOの国債買い入れ、Decentralandなど
下記の内容について話し合ったポッドキャストです
■最近のニュース
- Ethereum Devcon Bogotaが開催され、8000人前後が参加
- PolygonがzkEVMパブリックテストネットをローンチ
- BNBスマートチェーンがハックされ$566M相当のBNBが盗まれるがBNBスマートチェーンを凍結、最終的にハッカーが手にしたのは$100M前後
- $1.3Bの市場価値の通貨があるメタバース、Decentralandのデイリーアクティブユーザー数が38人しかいないことが判明(競合のThe Sandboxは522人)
- Kim Kardashianが、宣伝であることを明示せずにEthereumMaxをプロモートしたとしてSECから$1.26Mの罰金を課せられ、今後3年間暗号通貨のプロモーションをを禁止される。Kim KardashianはEthereumMaxから25万ドルを広告費として受け取っていた
- Maker DAOが、預かり資産のうち$500Mを米短期国債と社債に投資することを決議。80%が国債に、20%が社債に投資される
- 一方取引所でステーブルコインGUSDを発行するGeminiは、MakerがGeminiにGUSDを預けたら金利を1.25%つける、と提案。ただし引き換えにMakerはPeg Stability ModuleにGUSDを$100M分持たなければならない (まだ提案だけ)
- DefiレンディングのCelsiusの倒産手続の一環で過去の全ユーザのフルネーム、預け入れ・引き出し・リクイデーションの額が14,000ページのドキュメントで公開される
- 大手銀行のFidelityがEthereumのインデックスファンドを発売。ただし適格投資家(accredited investor)のみが対象でミニマム投資額は5万ドル
- 9月のENSの登録数が史上最高の437,000件に。NFTトータルでは5月1日に$616Mあった取引が10月2日には$16Mと97%下落、ENSのみは突出して好成績であった
- Solanaが5時間ダウン。バリデータの一つが、二つのブロックをサインオフしたので残りのバリデータがどちらが正しいブロックか混乱してダウンした模様
- Chainalysisが、中東と北アフリカが、今年になって最も暗号通貨の市場が成長した地域だと発表。2021年7月から2022年6月にかけて$566Bの暗号通貨を受け取りがあり、これは前年比48%増。モロッコ等での暗号通貨規制軟化、エジプトとトルコの通貨下落、UAEからエジプトへの送金での暗号通貨利用増などが要因
- Uniswap Labs が$200M調達中
- Ooki DAOのメンバーがコモディティ先物取引法違反とKYC違反で米商品先物取引委員会に訴えられる。DAOのメンバーが訴えられらたのに加え、訴状がサイトのヘルプボットとフォーラムへのポストで届けられたのも話題になった